夏限定ポイント!ボートダイビングポイント紹介 

ゲンタツセ(玄達瀬)

日本海の秘境と言われている玄達瀬。
海底火山が隆起してできた瀬で全長約18km×6km、水深200mから一挙に水深10mにまでせり上がる非常に起伏の激しい地形です。
最近では釣りでも玄達瀬(ゲンタツセ)は有名になっています。
越前町から約50キロと沖合にありかなりの沖合にあるため、風波や海流の影響で海況的に安定する夏ですらなかなか行けない幻のスポットになっています。
上級者ダイバーなら、名前くらいは聞いたことはあるほど有名です。

独特の地形と潮流のため、魚の集まりやすい漁礁となっています。
玄達瀬は何キロとある瀬ですが、水深的にダイビングできるのはごく一部とエリア自体が狭いためドリフトダイビングができません。
アンカーリングダイビングになるのですが、潮が速すぎると鯉のぼり状態で潜れないというガイド泣かせのポイントなのです。
ミニトンネルもあります。
回遊魚やハンマーヘッドシャークなどが見れることがあります。
時には、沖縄以上の透明度を体験できます。
◉この動画のような激流な日もあります。

注)玄達瀬のダイビングは、ライセンスのランクがAOW以上、ダイビング経験50本 以上のダイバーと決められています。
シードラゴンでは、毎年8月下旬ごろにツアーを計画をしています。

 

沈船(結城丸)

越前の数少ないレックポイントです。
沈んでいる船の名前は結城丸(ゆうきまる)と言います。
水底で35mとアドバンスではやや厳しい深さです。
水面は時折流れますが、水中は比較的流れも少なく安定しています。
ディープダイビングに慣れている方なら大丈夫はずです。

船の上や周りには、小アジやイサキが入り交じっていて凄まじい群れです。
船底付近では、船の影にキンキャクダイの成魚やでかいキジハタが隠れ住んでいます。

操縦室もちゃんと残っています。

船室の中も頑張れば入れます。
船の中は狭いので自信がある方だけどうぞ。
もちろん周りから見るだけでも十分楽しめます。

レクレーショナルダイビングでは、潜水時間は短くなりますが、テクニカルダイビングのテクニックを使えばじっくり楽しめます。

トーグリ

トーグリは敦賀沖にある隠れ根です。
岩が組み合わさったような独特の形状の地形です。
アーチのようなトンネルがいくつもあります。
斜度35度くらいで水深35m付近から60mまで落ち込むドロップオフがあります。
稀に見られるカナメイロウミウシは、伊豆などの深場で見られるウミウシです。
越前では特に珍しいウミウシです。

秋頃からハマチの群れを見ることができます。

この落ち込み付近では、越前では珍しいオキトラギスやサクラダイを見ることができます。

 
 
 
 
yoshi

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レアもの大好きのフォト派ガイドです。

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